【元加治駅】重要文化財の円照寺について解説!

 元加治駅は、西武池袋線の終点である飯能駅の隣の駅です。そこで、同駅と飯能駅から、駿河台大学のスクールバスが運行されており、駅改札口では看板がよく目立ちます。

 本駅のすぐ南側の入間川左岸上に、国指定重要文化財を所蔵する円照寺について解説します。
 円照寺は、丹治(たんじ)姓の武蔵武士・丹党(たんとう)加治氏の菩提寺で、阿弥陀三尊を本尊とする真言宗の寺院であり、
 国指定重要文化財である板碑を所蔵している。板碑とは、中世に作られた石造の卒塔婆(そとば)で、円照寺では、鎌倉時代から戦国時代にかけての板碑を40基以上所蔵しており、そのうち6基が国指定重要文化財となっている。鎌倉幕府の御家人であり、北条得宗家の御内人でもあった加治氏累代の歴史を知ることができる貴重な歴史資料です。
 また、円照寺不動堂(えんしょうじふどうどう)付(つけたり)棟札(むなふだ)は、入間市指定文化財となっておりこちらも貴重な建造物です。
 中央には風情のある池があり、鯉が水面をゆらす情景は安らぎを与えてくれます。

 

  【円照寺不動堂付棟札】

 

【板碑】(引用:入間市ホームページ)

円照寺から橋を渡ったところに入間川遊歩道があります。この歩道は、入間川の清流と緑豊かな自然を親しみながらウォーキングができるコースで飯能市の阿須運動公園まで全長5.5Kmです。季節の風を感じながら散策するのも良いです。

 【入間川遊歩道】

【元加治駅】

 【西武鉄道 路線図】

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