【新所沢駅】駅前に微笑む「女神噴水像」を解説!

 新所沢駅は、埼玉県所沢市緑町一丁目にある、西武鉄道新宿線の駅で、周辺地域は「しんとこ」(新所)の略称で呼称されることもあります。
 駅名は、何度が変更しており
 1938年(昭和13年) – 所沢飛行場前駅として開業(現:所沢市御幸町、東川のガード付近)
 1941年(昭和16年) – 軍施設が明らかとなる名称は相応しくないとして、所沢御幸町駅に改称
 1951年(昭和26年) – 米軍基地へ軍事物資を貨物輸送するため、所沢御幸町駅を1.4km北へ移設し北所沢駅を開業(ほぼ現在の場所)
 1959年(昭和34年) – 新所沢駅に改称し、現在に至っています。

 また、新所沢の由来は、昭和32年(1957年)、日本住宅公団(当時)は北所沢駅周辺に、2,500戸規模のニュータウン建設計画を発表しました。これが「新所沢団地」の始まりです。
 この計画では、宅地の分譲、鉄筋コンクリートによる集合住宅建設のほか、上下水道の整備、公園や学校など公共施設の建設が盛り込まれ、生活環境の充実が目指されていました。
 この際、北所沢駅も団地の建設に合わせて、新所沢駅と改められたとされています。
 駅前通りは整備され、中央公園など、公共空間の確保された一大住宅地域となりました。

 駅前に微笑む「女神噴水像」は、当時日展審査員であった山本雅彦・佐藤義重の両氏により昭和35年に完成したもので、「歓び」と名付けられ、「生活の歓び」を意味しており、同年、埼玉県、住宅公団、所沢市の三社共同で、区画整理の完成を祝う式典と女神像の贈呈式が行われました。

 【女神噴水像】

 西武新宿線新所沢駅より徒歩6分の場所に、「緑町中央公園」があります。
 こちらの公園は「しんとこのオアシス」と呼ばれ地域の人々に愛されており、木製の遊具や健康遊具、またボール遊びもできる多目的広場があり思いっきり身体を動かして遊ぶことができます。
 また、鳥小屋があり、オカメインコ、セキセイインコ、クジャクなどが飼われていて見ることができ、季節によってはこいのぼりが飾られたり、フリーマーケットが開催されたり各種イベントも行われています。

もうしばらくした場所にある「愛宕権現社」は、愛宕山の守護神として創建されたものです。

 【新所沢駅 西口】には、西友が隣接しています。この店は、昭和34年12月に「西武ストア」としてオープンしたものです。

 【Shin-Tokorozawa Station Area Information】

 【西武鉄道 路線図】

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