【高麗駅】高麗神社について解説!

 高麗とは、「こま」と読みます。一方、歴史に詳しい方は、朝鮮の歴史上「こうらい」と読むでしょう。そこには、何等かの関係があると想像されますが、その答えが高麗神社にあります。

 高麗神社は、高句麗(※)国の王族高麗王若光を祀る社で、その歴史は1,300年前にものぼります。
 時は、716年、唐と新羅の連合軍の攻撃により、これを逃れた若光や貴族、僧侶などが日本に渡り、当初は東国に居住していたが、うち1,799人が武蔵国に移され、新しく高麗郡が設置された。このとき、若光は郡司に任命され、武蔵野の開発に尽力し、再び祖国の地を踏むことなくこの地で没した。郡民はその遺徳を偲び祀ったものです。

※高句麗: 高麗が継承する国家で、新羅、百済と三韓時代を築いた一国。唐と新羅の連合軍に滅ぼされた。

【高麗神社】

駅前にも、高麗神社や高麗の由来について案内されています。

【高麗駅の模様】

【西武鉄道 路線図】

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