【西武新宿駅】「歌舞伎町シネシティ広場」の前身「新宿コマ劇場」の知られざる過去を暴露！

　西武新宿駅は、西武新宿線の始発であり、「世界一利用者数の多い駅」とされる駅として知られる新宿のＪＲ、私鉄、地下鉄各線が集結する駅に属し、歓楽街である歌舞伎町の玄関にもなっています。
　そこで今回は、「歌舞伎町シネシティ広場」の前身である「新宿コマ劇場」の知られざる過去を暴露します。

　まず現在の「歌舞伎町シネシティ広場」については、新宿・歌舞伎町の中心に位置するイベントスペースで、グルメイベントやアートイベントのほか、TOHOシネマズ新宿にも隣接していることから映画イベントなども開催されています。
　その前身である「新宿コマ劇場」は、映画館の「新宿コマ東宝」と劇場の「シアターアブル」を併設しており、「演歌の殿堂」として広く認知され、数々のミュージカル作品も上演されました。演歌歌手のコンサートでは、よくオールドファンの方々が行列していました。
　広場には、かつて「噴水」があり、東京六大学野球で早稲田大学が優勝したときなど、同学生が歓喜のあまり池に飛び込む様子がありました。懐かしいものです。

　【歌舞伎町シネシティ広場】

ＪＲ新宿駅との間にある劇場「アルタシアター」は、日中は3Dシアター、夜はミュージックカフェ&バーとしての運営されていますが、かつては、「スタジオアルタ」としてフジテレビの人気番組「森田一義アワー　笑っていいとも」の公開生放送が行われていた場所で、番組が始まるとスタジオアルタ前の様子が番組タイトルのバックに映し出されるため、放送開始時間に集まる人が多かった。

　【アルタシアター（スタジオアルタ）】