【武蔵境駅】商売繁盛祈願の「杵築大社」を解説!

 武蔵境駅(むさしさかいえき)は、東京都武蔵野市境一丁目および境南町二丁目にある、JR東日本-中央線、JR貨物、西武鉄道多摩川線の駅です。
 その歴史は、1889年(明治22年):中央線の前身である甲武鉄道の新宿駅 – 立川駅間開通と同時に境駅(さかいえき)として開業し、1917年(大正6年):多摩鉄道(現在の多摩川線)が開業しました。
 なお、多摩川線は、唯一他の西武鉄道路線と接続されていませんが、代わりに、西武バスが、ひばりヶ丘駅~武蔵境駅間で接続しています。

 駅南口より徒歩5分にある「杵築大社」は、慶安年間(1648 – 1651年)、徳川家光の従兄弟に当たる松江藩初代藩主松平直政が当所を御用屋敷と定め鷹狩場であった屋敷と伝えられています。
 直正は、徳川幕府の繁栄と天下泰平を祈願し、この地に出雲の杵築大社(現出雲大社)と稲荷神社の両社を創建しました。
 戦後には、商売繁盛の神「えびす様」を出雲の美保神社より合祀し「大国様」と共に二福神を祀る神社として、人々から厚く信仰されています。

 【杵築大社】

杵築大社向かい側にある「FLARE山上ボクシングスポーツ」
会長の山上哲也は元日本バンタム級王者で、プロ・アマボクサー志望から、健康維持・シェイプアップ等、目的に合わせたトレーニングができます。

 駅南口からすぐの場所にある「観音院」は、1653年(承応2年)に開山の盛岳栄見大和和尚により開創された幕府公認、曹洞宗大本山永平寺の末葉です。
 当時屋敷内には東側に杵築明神、稲荷明神が祀られ、西側には観音堂が建立されたとされ、これらが今日の観音院であり、神社は杵築大社となっています。 

 駅から徒歩12分にある「武蔵野ふるさと歴史館」は、市の歴史を未来へ継承するとともに、地域の歴史を学ぶ拠点とするため、古文書、民俗、考古資料、戦争関係資料などを収集、保存、研究、公開する機能のほか、市民が利用可能なスペースを備え、歴史資料を媒体とした市民交流拠点としての機能を提供することなどを目的としています。
 また、公文書の中でも歴史的な価値を有するものを歴史公文書として位置づけ、保存及び公開する公文書館機能を持つことも特徴のある施設です

 駅南口から徒歩1分にある「境南ふれあい広場公園」は、子どもたちが楽しく遊べるやさしさのイメージの公園
周辺には駅前広場の既存樹木、都市計画道路沿道の20メートルを超えるケヤキ・イチョウの大木、
そして境南通りの桜並木と緑のネットワークの核となる拠点として、まちの活性化に寄与しています。

 【武蔵境駅】

 隣接する、JR武蔵境駅入口

 【北口バスのりば案内】西武鉄道路線とは接続しない代わりに、西武バスで、ひばりヶ丘駅と接続しています。

 【武蔵境駅南口周辺案内図】

 【西武鉄道 路線図】

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