【是政駅】自然と歴史の宝庫「府中市郷土の森公園」を解説!

 是政駅(これまさえき)は、東京都府中市是政五丁目にある西武鉄道多摩川線の駅で終着駅となります。
 1922年(大正11年):多摩鉄道是政駅として開業し、駅名の由来は、この地域を開墾した井田摂津守是政の名からきています。墓が東京競馬場内にあるため、「是政特別」と称するレースも行われています。
 駅より徒歩20分には「府中市郷土の森公園」に行けますが
 その中にある、「府中市郷土の森博物館」は、東京都府中市にある、多くの建築物を含む森全体が一体となった野外博物館です。
 多摩川の是政緑地(府中市郷土の森公園)に隣接した自然の多い場所にあり、敷地面積は約14haで、郷土資料の展示などをしている二階建ての本館を中核としてプラネタリウムを併設し、府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物を移築復元して保存しています。
 府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それら市内遺跡からの出土品を展示し、昔の生活道具や農耕道具の展示と体験イベントを通じて当時の民俗を伝えています。

 【府中市郷土の森博物館】(以下写真は、府中市郷土の森公園内)

 (府中市郷土の森博物館に隣接する)【府中市郷土の森観光物産館】
 郷土の森公園や緑道、多摩川などの豊かな自然と、多くの観光客が訪れる郷土の森博物館に隣接する新たな観光拠点として、地元農産物や市内特産品・観光関連グッズの販売や、市内の様々な観光スポットやイベント情報の提供を行っています。

 【府中市郷土の森博物館 案内図】

 府中市郷土の森公園内にある「修景池」(しゅうけいいけ)には、現在30種類のハスが栽培されています。毎年6月から8月にかけて多数のハスの花が咲き誇り、その優美で気品のある姿を求めて、池の周辺は多くの人でにぎわいます。

 【大賀一郎博士像】
 修景池しゅうけいいけで栽培されているハスの中には古代ハスや二千年ハスと呼ばれる、2,000年以上前のものと推定される種子から発芽したハスがあります。
 このハスは、約20年間、府中市に住まわれていた、ハスの研究者で理学博士の大賀一郎博士によって千葉県で発見されたもので、大賀ハスと名付けられています。

 是政駅から行くと、府中市郷土の森公園の中で最初にある「金塚桜 広場」では、
 複数の品種の桜を植栽しており、2月中旬のカワヅザクラやカンザクラから始まり、5月下旬の御衣黄といった珍しい桜まで、様々な桜の花を楽しむことができます。

 【郷土の森公園 案内図】

 【是政駅】

 【府中市内エリアマップ】

 【西武鉄道 路線図】

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