【吾野駅】宮城被災の東照寺大梵鐘を預かる「法光寺」を解説!  

 吾野駅(あがのえき)は、埼玉県飯能市坂石町分にある、西武鉄道西武秩父線の駅です。
 その歴史は、1929年(昭和4年)- 武蔵野鉄道の終着駅として開業し、1969年(昭和44年) 西武秩父線開業時に飯能駅~西武秩父駅間の事実上中間駅となりました。

 駅に隣接した、「法光寺」は、曹洞宗の古刹で、寺伝によると、1386年(至徳3年)吾野要害山城主岡部新左衛門入道妙高が、父祖の岡部六弥太(鎌倉御家人)菩提のために始め真言宗の寺院として創建されたと伝えられています。その後、1573~92年(天正年間)に関東曹洞宗の三刹、越生龍隠寺第十二世日峰伊鯨禅師により曹洞宗に改宗し、現在の本堂は、1700年(元禄13年)当寺七世の超岩卓全和尚の代、番匠村の棟梁正木文右衛門家次により再建されたものです。
 また、当寺本尊「延命地蔵菩薩」(木彫寄木造坐像)は県指定重文となっており、当山裏山の中腹に、十一面観音(行基の作)を祀る「岩殿観音」があり、石灰岩の石窟で、1356年(文和5年)比丘元灯はこの山の霊感に打たれ数百人の協力者を得て石龕を完成したといわれています。(埼玉県重要文化財)

 【法光寺】

 【東禅寺大梵鐘】東日本大震災時に被災した東照寺大梵鐘を、再建までの約束で預かったもの

 【法光寺墓地】

 駅から徒歩20分にある「白山神社」

 渋沢一族ゆかりの「中村屋」

 【弁天岩】江戸時代、材木屋をしていた都築家で江戸に木材を筏にして運んでいたため、道中の安全を祈願して立てたものと言われています。

 【吾野駅 周辺図】

 【吾野駅】

 【関東ふれあいの道 コース略図】

 【西武鉄道 路線図】

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